人ってなかなか目に見えないものに投資することを躊躇するもんです。
例えば己の物欲から何かを買うことへは容易くお金を使うのに、自分を磨くための投資ってなかなか出来ません。そもそも向上心がなければ自己投資なんて出来るものでもありませんが・・・。
私は基本的に「古本」は買いません。何故なら「古本」は「誰かが読んだ後の本」だからです。もちろん娯楽の本や漫画は古本でもいいんです。でも、「ここぞ」っていう自分を成長させる可能性がある本は必ず新刊を買うことにしてます。だって誰かが読んだ後の本って、本のエキスを初めて買って読んだ人が吸い取ってる気がするからです。誰かがその本を手に取り「いい!」って感じたから購入し読んだわけです。そしたらその本の「いい!」ってところは「最初に買った人が吸い取ってしまってる」はずなので結果、「本の抜け殻」にしか感じないんです。いえ、これは私個人の感じ方だし意見なので皆さんは気になさらないで下さい。「古本」だろうが「新刊」だろうが、「本の内容は同じだ!」って方はいらっしゃるでしょう。それはそれでいいんです。何なら「本なんてお金が勿体無い!かさ張るしスペースとるし、パソコンや携帯に同じような事が載ってるからそれでいい!」ってのもアリだと思います。時代が時代ですから・・・。それで人生が変わるような何かが見つかったならそれはそれでいいと思います。
でもね、一番大事なのは、「お金を払ってでも形には見えないものを手に入れたい」っていう向上心だと思うんです。身銭をけちるほどあなたは安いんでしょうか?
例えば「健康」にお金をかけれますか?
健康なんて目には見えません。病院の健康診断でも異常ないし、強いて言えば腰痛と膝が痛いくらいで生活に支障は無し。ところが人間って生まれた瞬間から「死」に向かってますよね?もう若返るわけでは無いので老化へ必ず向かうんです。
でもちゃんと「健康」に働け生活できることが「いかに幸せか!」ってことを分ってる人は「そこへの投資は惜しみません」。いや、むしろ積極的に健康へ投資します。これも自己投資です。今この瞬間に目に見えるものはありません。けどその投資は「長い目で見る」と絶対に「自分のため」になってるんですよね。
アメリカでは病院で最低限の薬しか出ません。その人に必要な栄養素などは本人に説明して本人がドラッグストアーなどでサプリメントを購入し生活から改善するのが当たり前になってます。そうやって自然と「自分の体は自分で責任を持つ」という姿勢を国民が身につけています。だって自分の体が壊れたら自分が困るんですから。そのためにも「自己投資を惜しまず健康な状態を維持するのは当たり前だ」ということを一人一人が考えてほしいものです。自分への投資はあなたの価値に必ず比例しますからね。