6月6日、関東地方が平年より2日早く梅雨入りをしました。
奄美地方が5月7日、翌日の5月9日に沖縄方面が梅雨入り。奄美で4日、沖縄で1日と平年より少し早かったものの関東も奄美、沖縄方面共に数日以内の誤差。ところが、九州北部と四国方面は8日も早く梅雨入りしました。こんなに早く梅雨入りすることが過去には滅多になかったので青空が恋しいここ四国です。去年から続いてるラニーニャ現象の特徴がはっきりと顕著に現れてるようですね。
昨年の気象を思い出してください。夏が短くあっという間に秋に突入。9月後半から朝晩は冷え込み10月末には冬を感じさせる気温の低さ。11月から冬が始まり2月半ばまでここ四国でも厳寒。ところが、「この寒さはいつまで続くの?」という心配もなんのその。2月半ばには4月並みの気温まで突然上昇。まるで昨年の夏から「一ヶ月早く季節が進み続けてる」ように感じますが皆さんはいかがでしょうか?特に平年より8日も早く梅雨入りしたここ四国では顕著にそれを感じます。
そのことは海水温でも同じ事が言えます。この数日で一気に海水温が上昇したものの今現在高松沖では18.8度しかありません。つい5日前には18度さえ切っていました。本来なら、もう20度は越える日が続いてるはずなんです。ところが気温の落差が大きいためか水温が上がってきません。平年ならスーパーの鮮魚コーナーではキスが並んでるはずなんです。ところがこんなに魚が豊富だった瀬戸内海なのに並ぶのは養殖の真鯛。天然の魚は獲れないのでしょうか?海の中までおかしいようです。
先ほど来られた患者さんが今年は「スイカ」の苗が上手く育たないって言ってました。例年なら5月にはスイカの苗が安定してスクスクと育ってるのに「こんな年は初めてよ」との事。昨日の高松は最高気温が21度で肌寒い一日でした。でも今朝の最低気温は昨日の最高気温を上回ってて起きたら21度(笑)。どれが本当なんでしょうね??
そんな中、気象庁の予報では「今年の夏にはラニーニャ現象が終息し通常通りの夏に戻る」と予測してます。その確率は70%とのことなので当たるかどうかは分りませんが・・・。
瀬戸内海に大きなイルカの群れが入ってきてるそうです。初めてそんな光景をニュースで見ました。そして二つの台風の影響がこの週末日本列島を襲うかもしれないそうです。世界の海水温や気象情報、そして偏西風の流れなど今後もしっかり注目したいところです。人間もこの地球上で生きてる限り何らかの影響を必ず受けます。くれぐれも体調を崩さないよう規則正しい生活を心がけましょう!