ムチウチと梅雨との関係について

今朝の四国は台風が去ったというのに大雨です。通過中にはさほど雨も降らず、風も思ったほど吹きませんでした。ところが台風が北へ進めば進むほど南からの湿った空気が入り込み梅雨前線を刺激するので今週一杯は大雨の毎日のようですね。

しかし日本一雨量が少なく溜池が多い香川県ですが、贅沢な話し「もう雨はいりません」(笑)我が家のペットの亀も甲羅干しが出来ないためストレスが溜まり水槽の片隅に入れてある石を頭で突いてひっくり返し始めました(笑)梅雨明けが待ち遠しい雨の四国です。

さて、梅雨といえば皆さん体調はいかがでしょうか?まあ太陽が見れないし湿度が高いこの時期に「体調がいい!」って方は元々なんの問題も無く健康な方でしょうね!大なり小なり「なんかスッキリしない!」ってのが本当でしょうね。特に過去に一度でも「交通事故」や「転倒事故」などで怪我をされてる方は、この時期顕著に症状が現れると思います。

その理由は?「ムチウチをきちんと治していない」からです。

「ムチウチって治るものなの?」と思ってる方が大勢いらっしゃるでしょうが、当院へ交通事故で通院されたことがある方は「この梅雨時期でも頭痛も無く快適に過ごされてる」と思います。そもそも何故この梅雨時期にムチウチが残ってると頭痛や肩の痛み、手のシビレが起きるのでしょう?

それは「気圧」の影響を受けるからです。昨日の台風も幸い日本本土には上陸せず最後は「熱帯低気圧」に変わって抜けて行きました。梅雨前線そして周りは低気圧に覆われています。気圧が低いということは、地上に住んでる者は常に「大気に押され」ます。大気に頭上から押されるということは、真っ先に「頭が押され」ます。頭が押されると当然その下にある「首も押されます」。実は頚椎の骨に問題があるかどうか?の整形外科的テスト法に「スパーリングテスト」「ジャクソンテスト」という検査法があります。どういったテストかと言いますと、患者さんを椅子に座らせて先生が背後から両手で頭を下へ圧迫します。患者さんは首を傾けたり後ろへ倒したり。その間先生は頭を圧迫してます。腕や手にシビレや痛みを感じれば頚椎の変形による神経の圧迫あり!となるわけです。

話しは戻り、梅雨時期は頭や体全体に気圧がかかり圧迫されます。このテスト法と同じように頭が押されてるわけです。ただ大気なので「目に見えない」というだけです。当然頭や体が押されてますので「首の痛み」や「肩の痛み」そして腕のシビレなども起き易くなるわけです。そこへもって、過去に事故などがあれば頚椎がとんでもない方向にズレ、そこで固着してます。そして気圧による圧迫。そりゃあ頭痛も筋違いも起こしやすくなりますよ!。だから「ムチウチは必ず元に戻す!」必要があるわけです。この記事を読んで、「あっ!昔そういや軽い事故起こしたわ!」って方がいらっしゃいましたら是非ご相談を!もう雨はいりません(笑)一日も早い梅雨明けを!!