もう皆さんご存知のとおり今年も異常気象が当たり前のように起こっています。PM2.5も太平洋高気圧が張り出したほんの僅かな夏の短い期間だけ日本には届きませんでした。9月には普通に毎日飛んできてました。11月に入るとほぼ日本全国を常に覆ってます。離れても2~3日で残りは常に覆われてます。
ある人が言った言葉を思い出しました。「地球上から人類がいなくなれば環境は改善する」って。猿が山から下りてきた!だのイノシシが民家に侵入した!だの、最近では「ナメクジが恐ろしい病原菌を持ってる」とマスコミも騒いでいます。
まだご存知ない方のために「広東住血線虫症」なんていう病気があるそうです。これはナメクジを食べたり、触った手から寄生虫が体内に侵入し脳を侵す病気らしいです。子供がナメクジやカタツムリを触ってたら要注意ですね!手洗いが一番です。
でもね、私が小さい頃は普通にカタツムリなんて触ってましたよ。それでお腹を壊したこともありませんし、薬用石鹸なんて無い時代でしけどね(笑)それには今現在のこの環境に順応できるウィルスや菌が増えてるんでしょうね。なんか「昔が良かった」なんて思える事自体、私が歳をとってる証拠なんですが(笑)生き難い時代ですね、ほんと。スポーツの世界、国会などの世界を覗いても「規則、法律、規律」・・・・。確かにそれらも大事ですが、もっとみんなが生きやすい時代が戻ってきてくれたらなとつくづく思います。
最後にこれからの時代にもっとも必要なものは?というお話を一つ。
「ある禅僧が二人で旅をしてました。年配の禅僧の後ろを若い禅僧が歩いてました。目の前に広い幅のある川が見えてきました。そこにポツンと立ちすくむ若い女性がおりました。年配の禅僧はその女性に、何故突っ立てるんだね?と聞きました。すると女性は水が怖くて渡れませんと応えました。年配の禅僧はなんの躊躇も無くその若い女性を背中に背負って川を渡り始めました。そして無事に女性を岸まで渡しました。
そのあと年配の禅僧に向かって若い禅僧がこう言いました。
「仏に仕える身の者が規律を破って若い女性の体に触れるなどもってのほかです!」と。
すると年配の禅僧は当たり前のようにこう言いました。
「御主はまだあの女性を背負っているようだの」。
このオチが素晴らしい(笑)規則や規律も大事だが、それよりもっと大事なものがある。そんな時代がいつかくるのだろうか?・・・・。