新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞ当院をご愛顧くださいますようお願い申し上げます。
さて、これは毎年私自身が思うことなのですが、病院ではたして「おめでとう」と言って良いものか?どうか?なんです(笑)と言いますのは、私自身が戸惑うことがあるからなんです(笑)場所が場所だけに「めでたい場所」ではありません。もちろん患者さんもその事をわかってますので尚更「おめでとうございます」とは言い難いものです。
ところが、当院へお越しの患者さんは、あまりそのことを気にせず「明けましておめでとうございます」と笑顔でおっしゃる方がほとんどなんです。嬉しいことです。「場所を考える」ことも大事ですが、それより「人としてどうなのか?」のほうがもっと大事です。ですから私も大きな声で「おめでとうございます!」と毎年言い続けてきました。それはこれからも変わりません。人と人とのご縁。これからもそれを大切にしたいと思います。
そして毎年ここで書いてます今年の抱負を一言。「背伸びしてるうちに、ほんとうに背が伸びてしまった!」です(笑)実際、私がそうでした。四半世紀前、まだ何の技術も無かった私は、沢山の師匠たちにお逢いするうちに妙な「錯覚」に陥りました。その錯覚とは?「ひょっとしてこの私にも出来るかもしれない!」でした。もちろん「今すぐ」ではありません。それくらいのことはいくら未熟な私でも理解できます。でも「そう遠くない将来に、ここまでは辿り着けるかもしれない!」。そう自分自身を信じたんです。そうなるべく、私は一つ一つのテクニックを寝る間も惜しんで勉強しました。結果、「背伸びしてるうちにほんとうに背が伸びてしまった」気がします。
「身の程を知れ」という言葉がありますが、私は「身の丈以上に目線をおけ!」だと今も思ってます。そうすることによって、努力もせざるをえないし、自分を追い込むんです。気がつけば「遠いところまで歩いてる」。そんなもんです。いよいよ来年は東京オリンピックの年です。私もまだまだ勉強しなくてはならない学問があります。それらを少し「背伸びしながら」学ぶ年にしたいです。どうぞ本年も真弓接骨院をご愛顧くださいますよう心よりお願い申し上げます。本物の医学を、一人でも多くの方々に・・・。
2018 1月 真弓接骨院院長 真鍋直幹 柔道整復師 織田はづき